論語、素読会 成敗は身に残る糟粕(そうはく)「論語と算盤」|論語コラム 2023年4月15日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 2023年3月、WBC(World Baseball Classic)の日本代表監督として、野球の日本代表を14年振りの優勝に導いた栗山英 …
論語、素読会 仁者は其の言や訒ぶ|「論語」顔淵第十二03 2023年4月9日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 司馬牛が「仁」について尋ねた。孔先生がおっしゃった、仁がある人は発言が控えめである。(司馬牛が続けて)尋ねた、自分の発言を慎重にする、それを「仁」と言っていいのでしょうか。孔先生 …
論語、素読会 己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ|「論語」顔淵第十二02 2023年4月7日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 仲弓が「仁」について尋ねた。孔先生がおっしゃった、家を出ては非常に大切なお客さんに会うように接し、人民を使うときには大事なお祭りを補佐して …
論語、素読会 己に克ちて礼に復るを仁と為す|「論語」顔淵第十二01 2023年4月6日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 顔淵が「仁」について質問した。孔先生がおっしゃった、私欲に打ち勝ち礼儀や規範に立ちかえるのが「仁」である。たとえ一日でも私欲に打ち勝ち礼儀 …
論語、素読会 子路・曽晳・冉有・公西華、侍坐す|「論語」先進第十一25 2023年3月21日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路、曽晳、冉有、公西華が孔先生のそばに座っている。孔先生がおっしゃった、私があなたたちよりわずかに年上であるからといって、私にはばかる( …
論語、素読会 是の故に夫の佞者を悪む|「論語」先進第十一24 2023年3月15日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路が子羔を費の官吏にさせた。孔先生がおっしゃった、あの男の子をだめにするのではと。子路が言うには、(費には)人民があり、国家があります。 …
論語、素読会 道を以て君に事え、不可なれば則ち止む|「論語」先進第十一23 2023年3月8日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 季子然が尋ねた、仲由と冉求は大臣と言うべきだろうかと。孔先生がおっしゃった、私はあなたがこれを尋ねるのを意外と思います。どうして由と求につ …
論語、素読会 子在す。回何ぞ敢て死せん|「論語」先進第十一22 2023年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生が匡の国で恐ろしい目にあった。顔淵が遅れて追いついた。孔先生がおっしゃった、私はお前が死んでしまったのかと思ったよ、と。(顔淵が)言 …
論語、素読会 聞くままに斯れ諸を行わんか|「論語」先進第十一21 2023年3月1日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路が尋ねた、聞いたままにこれ(聞いたばかりのこと)を行うのはどうでしょうか。孔先生がおっしゃった、父兄がいるではないか。どうして聞いたば …
論語、素読会 君子者か、色荘者か|「論語」先進第十一20 2023年2月21日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、道理にまごころを込めているといって(ただ)同意するのであれば、(その人が)君子であるか、それとも表情が厳しいだけのひとか(判断がつかない)。|「論語」先進第 …
論語、素読会 曰わく、恭寛信敏恵なり|「論語」陽貨第十七06 2024年11月10日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子張が「仁」について孔子に尋ねた。孔先生がおっしゃった、よく五つのことを天下に行うことを「仁」というと。(子張は)これは(五つのこととは) …
論語、素読会 吾は其れ東周を為さんか|「論語」陽貨第十七05 2024年11月8日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 公山弗擾が(自分の任地である)費において謀反を起こした。そして(孔子を)招いた。(孔)先生は行かれようとされた。子路はこれをよろこばずに言 …
論語、素読会 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん|「論語」陽貨第十七04 2024年11月8日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 (孔)先生が武城に行って、弦楽器の(礼楽に則った正しい)響きを聞かれた。孔先生はにっこりと笑っておっしゃった、鶏を料理するのにどうして牛刀 …
論語、素読会 唯上知と下愚とは移らず|「論語」陽貨第十七03 2024年10月30日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、ただすぐれた聖人ととてつもない愚か者は(自ら)変わらない。|「論語」陽貨第十七03 【現代に活かす論語】ただ有 …
論語、素読会 性相近きなり、習相遠きなり|「論語」陽貨第十七02 2024年10月30日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、人は生まれつきの本質に差はないが、習慣によってへだたりが大きくなる。|「論語」陽貨第十七02 【現代に活かす論 …
論語、素読会 諾、吾将に仕えんとす|「論語」陽貨第十七01 2024年10月29日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 陽貨は孔子に会いたいと臨んでいた。孔子は拝謁しなかった。(陽貨は)孔子に豚を贈った。孔子は彼が留守の時を見計らって行ってこの謝礼をした。(ところが)彼に道で出会ってしまった。(陽 …
論語、素読会 邦君の妻、君之を称して夫人と曰う|「論語」季氏第十六14 2024年10月26日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 国の君主の妻、君はこれを夫人ととなえる。夫人は自ら小童ととなえる。国の人(国民)はこれを称して君夫人と言う。他国の人にこれを称して寡小君と …
論語、素読会 詩を聞き、礼を聞き、又君子の其の子を遠ざくるを聞くなり|「論語」季氏第十六13 2024年10月25日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 陳亢が伯魚に尋ねて言った、(他の親子のように)先生もまた(私たちが)聞いていたことと違う(親子ならではの)話がありますか?(伯魚が)答えて …
論語、素読会 民今に到るまで之を称す|「論語」季氏第十六12 2024年10月22日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、「詩経」には「誠に富によらず、また(富とは)異なるものによる。」とある。斉の恵公は馬を四千頭所有していた。死亡した日 …
論語、素読会 隠居して以て其の志を求め、義を行いて以て其の道を達す|「論語」季氏第十六11 2024年9月27日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、善いことを見ては及んでいないかのようにする。善くないことをみては、熱い湯に手を入れたときのようにする(すぐ手を引くよ …
論語、素読会 杖を以て其の脛を叩く|「論語」憲問第十四45 2024年1月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 原壤(げんじょう)は両足を投げ出して(孔子を)待っていた。孔先生がおっしゃった、(お前は)幼いころには目上のひとに従順ではなく、成長してからも先人の教えを伝えることもなく、年老い …
論語、素読会 『恕』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「忠恕」(ちゅうじょ)の「忠」は誠実、「恕」は思いやり。ここでは「仁」を構成するものとして考えてもいいのではないか。 曾子曰、夫子之道、忠恕而已矣。曾子はこう答えた、孔先生 …
論語、素読会 『知』『智』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「知」(ち)は知者、知識があるもの。 択不處仁、焉得知。自ら選択して「仁」を自分のこころに置かないのであれば、どうして智があるもになり得ようか。択びて仁に處らずんば、焉んぞ …
論語、素読会 『忠』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「忠」はまごころ、まことの意、忠誠のこと。 孔子対曰、君使臣以礼、臣事君以忠。孔先生が答えられた、君子は待遇正しく臣下を使い、臣下はまことを以て君子に仕えればよろしいと思い …
論語、素読会 「論語」の登場人物|論語、素読会 2021年5月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 丘(きゅう) 孔子自身。姓は孔、名は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。仲は次男のこと。 魯(ろ)の襄公(じょうこう)の二十二年(前五五一)十月二十七日(新暦九月二十八日)生 …
論語、素読会 『義』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「義」は正しい行い、正しい道。 信近於義、言可復也。約束してそれが正しいことであれば、約束したことを実行するべきである。信義に近きときは、言復むべきなり|「論語」学而第一1 …
論語、素読会 『礼』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「礼」というのは、仁・義・礼・智・信はのちの儒教の中で五常として徳性を表すもの。礼節や葬祭の慣習などを敬う気持ちを指すだけではなく、広く秩序や規範なども含める。 礼之用和為 …
論語、素読会 『道』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「道」は道く(みちびくに)とも、道むる(おさむるには)とも読み下す。 道千乗之国、千乗の兵車を出しうる国を治めるには、千乗の國を導くに|「論語」学而第一05 「道」と …
論語、素読会 『徳』とは?|論語、素読会 2021年2月24日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「徳」とは人間が生まれながらに積み重ねていくもの。 民徳帰厚矣。人民は自然に徳を重ねて厚みを増していくものだ。民の徳厚きに帰す|「論語」学而第一09 「徳」は人が生ま …
論語、素読会 「論語」参考文献|論語、素読会 2021年2月23日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 素読会テキスト 伊與田覺『現代訳 仮名論語』(論語普及会) 論語、素読会のテキストです。子どもの素読会でも利用しています。すべての漢字にふりがなが振っ …