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絵の事は素より後にす。曰わく、礼は後か|「論語」八佾第三08
【原文】 子夏問曰、巧笑倩兮、美目盼兮、素以為絢兮。何謂也。子曰、絵事後素。曰、礼後乎。子曰、起予者商也。始可与言詩已矣。<子夏問曰、巧笑倩兮、美目盼兮、素以爲絢兮。何謂也。子曰、繪事後素。曰、禮後乎。子曰、起予者商也。…
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君子は争う所無し。必や射か|「論語」八佾第三07
【原文】 子曰、君子無所争。必也射乎。揖讓而升下、而飲。其争也君子。<子曰、君子無所爭。必也射乎。揖讓而升下、而飮。其爭也君子。>(子曰わく、君子は争う所無し。必や射か。揖讓して升り下りて、而して飲む。其の争いや君子なり…
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嗚呼、曾ち泰山は林放に如かずと謂えるか|「論語」八佾第三06
【原文】 季氏旅於泰山。子謂冉有曰、女弗能救与。対曰、不能。子曰、嗚呼、曾謂泰山不如林放乎。<季氏旅於泰山。子謂冉有曰、女弗能救與。對曰、不能。子曰、嗚呼、曾謂泰山不如林放乎。>(季氏泰山に旅す。子冉有に謂いて曰わく、女…
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諸夏の亡きが如くならざるなり|「論語」八佾第三05
【原文】 子曰、夷狄之有君、不如諸夏之亡也。(子曰わく、夷狄どもの君あり、諸夏の亡きが如くならざるなり。) 『論語、素読会の素』是非!素読をしてみてください。00:00 章句の検討 10:25 「八佾第三」01-26…
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礼は其の奢らんよりは寧ろ倹なれ|「論語」八佾第三04
【原文】 林放問礼之本。子曰、大哉問。礼与其奢也寧倹。喪与其易也寧戚。<林放問禮之本。子曰。大哉問。禮與其奢也寧儉。喪與其易也寧戚。>(林放礼の本を問う。子曰わく、大いなるかな問いや。礼は其の奢らんよりは寧ろ倹なれ。喪は…
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人にして仁あらずんば、礼を如何にせん|「論語」八佾第三03
【原文】 子曰、人而不仁、如礼何。人而不仁、如楽何。<子曰。人而不仁。如禮何。人而不仁。如樂何。>(子曰わく、人にして仁あらずんば、礼を如何にせん。人にして仁ならずんば、楽を如何にせん。) 『論語、素読会の素』是非!素読…
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相くるに維れ辟公あり、天子穆穆たりと|「論語」八佾第三02
【原文】 三家者以雍徹。子曰、相維辟公、天子穆穆。奚取於三家之堂。(三家者雍を以て徹す。子曰わく、相くるに維れ辟公あり、天子穆穆たりと。奚ぞ三家の堂に取らん。) 『論語、素読会の素』是非!素読をしてみてください。00:0…
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是をも忍ぶべくんば、孰れをか忍ぶべからざらんや|「論語」八佾第三01
【原文】 孔子謂季氏、八佾舞於庭。是可忍也、孰不可忍也。(孔子季氏を謂う、八佾庭に舞わしむ。是をも忍ぶべくんば、孰れをか忍ぶべからざらんや。) 『論語、素読会の素』是非!素読をしてみてください。00:00 章句の検討 …
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義を見て為さざるは、勇無きなり|「論語」為政第二24
【原文】 子曰、非其鬼而祭之、諂也。見義不為、無勇也。<子曰、非其鬼而祭之、諂也。見義不爲、無勇也。>(子曰わく、其の鬼に非ずして之を祭るは諂いなり。義を見て為さざるは、勇無きなり。) 『論語、素読会の素』是非!素読をし…
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其れ或いは周を継ぐ者は、百世と雖も知るべきなり|「論語」為政第二23
【原文】 子張問、十世可知也。子曰、殷因於夏礼、所損益可知也。周因於殷礼、所損益可知也。其或継周者、雖百世亦可知也。<子張問、十世可知也。子曰、殷因於夏禮、所損益可知也。周因於殷禮、所損益可知也。其或繼周者、雖百世可知也…