論語、素読会 己に克ちて礼に復るを仁と為す|「論語」顔淵第十二01 2023年4月6日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 顔淵が「仁」について質問した。孔先生がおっしゃった、私欲に打ち勝ち礼儀や規範に立ちかえるのが「仁」である。たとえ一日でも私欲に打ち勝ち礼儀 …
論語、素読会 聞くままに斯れ諸を行わんか|「論語」先進第十一21 2023年3月1日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路が尋ねた、聞いたままにこれ(聞いたばかりのこと)を行うのはどうでしょうか。孔先生がおっしゃった、父兄がいるではないか。どうして聞いたば …
論語、素読会 才あるも才あらざるも、亦各ゝ其の子と言うなり|「論語」先進第十一07 2023年1月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 顔淵が死んだ。顔淵の父、願路は孔子の車を売って外棺に代えて欲しいと請うた。孔先生がおっしゃった、賢いと賢くないとに関わらず、ひと(親)はそ …
論語、素読会 回や、我を助くる者に非ざるなり|「論語」先進第十一03 2023年1月3日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、回は私を啓発するような機会を与える者ではない。私のことばにおいて、(回が)心からうれしく思わないことはない。(回は常 …
論語、素読会 唯謹めるのみ|「論語」郷党第十01 2022年7月5日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔子は自分の村にいるときはおだやかであった。無口で主張することができない人のようであった。祖先を祀る宗廟や政治を執り行う朝廷にいるときは、はきはきと発言した。ただただ慎重で用心深 …
論語、素読会 未だ之を思わざるなり|「論語」子罕第九31 2022年7月4日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 ニワザクラの花はひらひらとひるがえる。どうしてあなたを思い出さずにいられようか。なにぶん家が遠いのだ。孔先生がこの詩についておっしゃった、これではまだ本当に思い焦がれていないのだ …
論語、素読会 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず|「論語」子罕第九29 2022年6月30日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、ものの道理をわきまえた人は惑わない。思いやりの徳を備えた人は心配することがない。勇敢な人は恐れない。|「論語」子罕第 …
論語、素読会 匹夫も志を奪うべからざるなり|「論語」子罕第九26 2022年6月26日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、三軍規模の大軍に守られていてもその大将を奪うことはできる。ひとりの庶民であっても彼の志を奪うことはできない。|「論語 …
論語、素読会 忠信を主とし|「論語」子罕第九25 2022年6月24日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、偽りがないことを意識して、自分に及ばないひとを友人として付き合ってはならない。間違いを起こしたらすぐに正しいものに直すことに人目を気にすることはない。|「論 …
論語、素読会 吾之を如何ともする末きのみ|「論語」子罕第九24 2022年6月21日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、正しい道や礼にかなったことばは、大体従わないことはないであろうが、これを正しく直すことが価値があるのである。相手の気 …