論語、素読会 千乗の國を導くに|「論語」学而第一05 2021年2月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、千乗の兵車を出しうる国を治めるには、政事(まつりごと)を慎んで行うと国民から信頼を得ることができる。国費を節約して、広く国民を愛し、民を国の為(国役)に従事 …
論語、素読会 吾日に吾が身を三省す|「論語」学而第一04 2021年2月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 曾先生は言いました、私(曾子)は毎日くり返し反省します。人のためを思ったり相談にのったときに誠意があったか?と。友だちと話していて嘘をつかなかったか?と。習ってもいないことを伝え …
論語、素読会 『仁』とは?|論語、素読会 2021年2月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「仁」とは、論語の中で大切にされている「仁・義・礼・智・信」などの中で最も重要とされる思想。人を敬う気持ち、慮(おもんぱか)る気持ちなのではないかと思われる。 孝弟也者、其 …
論語、素読会 『孝』『弟』とは?|論語、素読会 2021年2月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孝弟の「孝」とは親に対する孝行、「弟」とは兄思い姉思いという気持ち(従順)を指している。 其為人也、孝弟而好犯上者鮮矣。その人柄が家庭で親孝行や兄弟思いである者が、家庭の外 …
論語、素読会 「論語」「論語の素読」についてのFAQ|論語、素読会 2021年2月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 登場人物について 孔子 … 姓が「孔」、名が「丘(きゅう)」、字(あざな)が「尼」、次男なので「仲尼(ちゅうじ)」と呼んだ。「子」と …
論語、素読会 巧言令色、鮮なし仁|「論語」学而第一03 2021年2月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、言葉巧みで愛想を繕う人は、実は思いやりが少ないなぁ。|「論語」学而第一03 【現代に活かす論語】ことば巧みでひとに気に入られようとするばかりの人は、実 …
論語、素読会 孝弟なる者は、其れ仁を為すの本か|「論語」学而第一02 2021年2月16日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 有先生は言った、その人柄が家庭で親孝行や兄弟思いである者が、家庭の外で目上の人に逆らうような人は少ない。家庭内で親兄弟に対する礼儀を正して …
論語、素読会 学びて時に之を習う、亦た説ばしからずや|「論語」学而第一01 2021年2月15日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、学んだことをその時々で実践・経験を通して習熟していくこと、自分のものにしていくことは喜ばしいではないか。遠方から遙々 …
論語、素読会 「論語」索引|論語、素読会 2021年2月14日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「論語」参考文献|論語、素読会 「論語」についてのFAQ|論語、素読会 「論語」の登場人物|論語、素読会 論語のことば解説 『仁』 『信』 『孝』 …
健康 「お薬手帳」に頼るな。意外な盲点。 2020年7月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 2020年7月18日更新 母が医者を代えたいというので、その理由を聞いてみると、「お薬手帳」の盲点が分かった。 話の発端は、こんな風だった。「緑内障の方はご注意ください」 と薬 …
論語、素読会 言を知らざれば、以て人を知ること無きなり|「論語」堯曰第二十04 2025年11月22日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、天命を知らなければ、君子・人の上に立つ立派なリーダーである資格がない。礼楽、礼節や規範を知らなければ、一人前として世 …
論語、素読会 之を有司と謂う|「論語」堯曰第二十03 2025年11月22日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子張が孔先生に尋ねて言うには、どうしたら政治に(上手く)たずさわることができましょうかと。孔先生がおっしゃった、「五美」を尊び「四悪」を排除すれば、そのことによって政治にたずさわ …
論語、素読会 天下の民心を帰せん|「論語」堯曰第二十02 2025年11月20日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 おもり、ますなどの度量衡を厳正にし、法律や制度を明確にし、衰退した官職を復活させれば、天下の政治がうまく行われるだろう。滅んだ国を復興させ、後継者が絶えた家を引き継がせ、隠居して …
論語、素読会 周に大いなる賚有り。善人是れ富めり|「論語」堯曰第二十01 2025年11月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 尭帝が言われた、あぁ、なんじ舜よ、天にかわって国を治める役目が、なんじの身に下りてきた。確かに(政治の)中道を選び執り行え。天下が困窮すれ …
論語、素読会 之を如何ぞ其れ及ぶべけんや|「論語」子張第十九25 2025年11月15日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 陳子禽が子貢に告げて言うには、先生(子貢)は謙遜しています。仲尼(孔)先生がどうして先生より優れているのでしょうか、と。子貢が言う、君子・ …
論語、素読会 仲尼は日月なり|「論語」子張第十九24 2025年11月14日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 叔孫武叔が仲尼(孔子)を悪く言った。子貢が言った、(そのようなことは)なさらないといいと思います。仲尼先生を悪く言うべきではありません。他の賢者は小高い丘のようなものです。仲尼先 …
論語、素読会 子貢は仲尼より賢れり|「論語」子張第十九23 2025年11月12日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 魯の大夫・叔孫武叔が他の大夫に朝廷でこう語った、子貢は仲尼(孔子)より優れているなぁ、と。子服景伯がこれを子貢に伝えた。子貢は言う、それ(私と孔先生の能力)を家の周りの垣根に例え …
論語、素読会 夫子焉にか学ばざらん|「論語」子張第十九22 2025年11月10日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 衛の国の公孫朝が子貢に尋ねて言った、仲尼(孔子)はどこで誰に学んだのですか?と。子貢が答えて言う、周の文王と武王の道(文武の道)・正しい道義は亡びず人々の中に在ります。人徳がある …
論語、素読会 君子の過や、日月の食の如し|「論語」子張第十九21 2025年11月9日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子貢が言うには、君子・人の上に立つ立派な人の過ちは、太陽や月の欠け、つまり日蝕や月蝕のようなものだと。失敗すると人は皆、君子を見る。(間違 …
論語、素読会 天下の悪皆焉に帰す|「論語」子張第十九20 2025年11月6日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子貢が言うには、紂王の悪事はそれほどひどいものではなかった。これによって君子・人の上に立つ立派な人は(評価が)低い方に居ることをいやがった。天下の悪事がすべて紂王に集まったのであ …
論語、素読会 『楽』とは?|論語、素読会 2025年1月10日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「楽」(がく)は礼楽、孔子の時代に詩を歌いながら舞うこと。 人而不仁、如楽何。もし人において人を敬う心がなければ、祭礼の歌舞を行っても何になるのだろうか。人にして仁あらずん …
論語、素読会 杖を以て其の脛を叩く|「論語」憲問第十四45 2024年1月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 原壤(げんじょう)は両足を投げ出して(孔子を)待っていた。孔先生がおっしゃった、(お前は)幼いころには目上のひとに従順ではなく、成長してからも先人の教えを伝えることもなく、年老い …
論語、素読会 『恕』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「忠恕」(ちゅうじょ)の「忠」は誠実、「恕」は思いやり。ここでは「仁」を構成するものとして考えてもいいのではないか。 曾子曰、夫子之道、忠恕而已矣。曾子はこう答えた、孔先生 …
論語、素読会 『知』『智』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「知」(ち)は知者、知識があるもの。 択不處仁、焉得知。自ら選択して「仁」を自分のこころに置かないのであれば、どうして智があるもになり得ようか。択びて仁に處らずんば、焉んぞ …
論語、素読会 『忠』とは?|論語、素読会 2021年9月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「忠」はまごころ、まことの意、忠誠のこと。 孔子対曰、君使臣以礼、臣事君以忠。孔先生が答えられた、君子は待遇正しく臣下を使い、臣下はまことを以て君子に仕えればよろしいと思い …
論語、素読会 「論語」の登場人物|論語、素読会 2021年5月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔子(こうし)孔丘(こうきゅう)丘(きゅう)仲尼(ちゅうじ) 姓は孔、名は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。仲は次男のこと。 魯(ろ)の襄公(じょうこう)の二十二 …
論語、素読会 『義』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「義」は正しい行い、正しい道。 信近於義、言可復也。約束してそれが正しいことであれば、約束したことを実行するべきである。信義に近きときは、言復むべきなり|「論語」学而第一1 …
論語、素読会 『礼』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「礼」(れい)とは儒教の中で五常(仁・義・礼・智・信)として徳性を表すもの。礼節や葬祭の慣習などを敬う気持ちを指すだけではなく、広く秩序や規範なども含める。 礼之用和為貴、 …
論語、素読会 『道』とは?|論語、素読会 2021年3月2日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「道」(みち)はみち。 道聴而塗説、道を歩いているときに聴いて、そのまま出会った人に話してしまうことは、道に聴きて塗に説くは、|「論語」陽貨第十七14君子学以致其道。君子・ …
論語、素読会 『徳』とは?|論語、素読会 2021年2月24日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 「徳」(とく)は人間が生まれながらに積み重ねていくもの。 民徳帰厚矣。人民は自然に徳を重ねて厚みを増していくものだ。民の徳厚きに帰す|「論語」学而第一09 徳之棄也。 …