論語、素読会 舊悪を念わず。怨是を用て希なり|「論語」公冶長第五23 2021年7月31日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、伯夷と叔斉は過去の悪事を根に持つことはなかった。ひとから恨まれることやひとを怨むこととは縁が少ない人だった。|「論語 …
論語、素読会 帰らんか帰らんか|「論語」公冶長第五22 2021年7月30日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生が陳の国を訪れておっしゃった、さあ帰ろう帰ろう。私の故郷の若い弟子たちは志が大きいがまだまだ未完成だ。美しい文様が織り込まれた織物のように、彼らの素質は整っている。立派な衣 …
論語、素読会 其の愚は及ぶべからざるなり|「論語」公冶長第五21 2021年7月29日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、甯武子は国で正しい政治が行われているときは知者として(能力を発揮したが)、国で正しい政治が行われなければ控えめにして …
論語、素読会 再びせば斯れ可なり|「論語」公冶長第五20 2021年7月27日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 魯の大夫・季文子は、三度も重ねて熟考した後、実行にうつした。孔先生がそれを聞いておっしゃった、そこまで熟考せずとも、せいぜい一度考えて重ねて確認する程度で充分なのではないかと。| …
論語、素読会 未だ知らず、焉んぞ仁なるを得ん|「論語」公冶長第五19 2021年7月23日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子張は孔子に尋ねて言った、令尹子文は三度仕えて令尹という宰相になったが、よろこぶ様子がなく、三度免職されたが、不平を言う様子もなかった。そ …
論語、素読会 何如ぞ其れ知ならん|「論語」公冶長第五18 2021年7月21日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、臧文仲は大夫であるにも関わらず、君主のみに許される大亀を所有している。そして宗廟の柱の上の桝形に山の模様を彫刻し、梁の上の小柱に藻の模様を描くなど、天子の礼 …
論語、素読会 久しくして之を敬す|「論語」公冶長第五17 2021年7月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生がおっしゃった、斉の大夫、晏平仲は人と交際する道理をわきまえていた。久しい間柄であっても敬うことを忘れない。|「論語」公冶長第五17 【現代に活かす論語】久しい間柄で …
論語、素読会 君子の道四有り|「論語」公冶長第五16 2021年7月13日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 孔先生が子産の人柄を評価しておっしゃった、彼には優れた政治家としての4つの道理が備わっている。その振る舞いはうやうやしい。君主に仕えては敬いまじめに勤める。人民を養うのに恵み深い …
論語、素読会 孔文子は何を以て之を文と謂うや|「論語」公冶長第五15 2021年7月12日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子貢がこのように尋ねた、孔文子はどうして「文」という最上の贈り名を得たのですか? 孔先生がおっしゃった、生まれつき利発ながら学問に熱心で、 …
論語、素読会 唯聞く有らんことを恐る|「論語」公冶長第五14 2021年7月7日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路は孔子の教えを聞き、それを実践することができずにいると、さらに(新しい)教えを聞くことを恐れた。|「論語」公冶長第五14 【現代 …