論語、素読会 吾が聞く所に異なり|「論語」子張第十九03 2025年7月25日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子夏の弟子が友人との交際について子張に尋ねた。子張が言う、子夏は何と言われたかねと。(弟子が)答えて言う、子夏(先生)はこう言いました、よい人とは親しく付き合い、よくない人は遠ざ …
論語、素読会 徳を執ること弘からず、道を信ずること篤からずんば|「論語」子張第十九02 2025年7月23日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子張が言うには、人が生まれながらに積み重ねていき体得する「徳」を広く求めることなく、徳性を重ねながら進む正しい道を信じること誠心誠意でなけ …
論語、素読会 其れ可ならんのみ|「論語」子張第十九01 2025年7月20日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子張が言うには、才能・能力・見識を備えた人は、危機に出会ったら命を投げ出し、利益を得れば「義」正しいこと、道義を思い、祭祀にあたっては敬意を思い、葬祭のときには悲哀を思う。それで …
論語、素読会 周に八士有り|「論語」微子第十八11 2025年7月17日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 周(の時代)に、八人の才能を備えた人がいた。伯達・伯适・仲突・仲忽・叔夜・叔夏・季隨・季騧である。|「論語」微子第十八11 【現代に活かす論語】ー 【解釈】 伯 …
論語、素読会 周公魯公に謂いて曰わく|「論語」微子第十八10 2025年7月14日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 周公旦が魯公・子の伯禽に話しかけておっしゃるには、君子・人の上に立つ立派なリーダーは、その身内を見捨てず、大臣たちに採用されないことを不満 …
論語、素読会 大師摯は斉に適く|「論語」微子第十八09 2025年7月8日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 音楽師の長官・摯(し)は斉に行き、楽官の干(かん)は楚に行き、楽官の繚(りょう)は蔡に行き、楽官の缺(けつ)は秦に行き、鼓打ちの方叔は黄河のほとりに移り、鼓を鳴らす役の武(ぶ)は …
論語、素読会 可も無く不可も無し|「論語」微子第十八08 2025年6月29日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 世を逃れ隠居している人(で高名なのは)、伯夷・叔斉・虞仲・夷逸・朱張・柳下恵・少連であろう。孔先生がおっしゃった、その志を低くすることなく高く保って、自身を辱めなかったのは、伯夷 …
論語、素読会 道の行われざるや、已に之を知れり|「論語」微子第十八07 2025年6月18日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 子路が(孔子の)お供をしていて遅れた。老人が杖に竹かごを引っ掛けているのに出会った。子路が尋ねてこう言った、貴方様は我が師を見ませんでした …
論語、素読会 丘は与に易えざるなり|「論語」微子第十八06 2025年6月10日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 長沮と桀溺がならんで畑を耕していた。孔子はこのそばを過ぎるとき、子路を使わせて、渡し場への道を聞いた。長沮が言う、あの馬車で手綱を執るのは誰かと。子路は言った、孔丘ですと。(長沮 …
論語、素読会 已みなん、已みなん|「論語」微子第十八05 2025年6月4日 たなくらちあき [論語素読会]苟日新、日日新、又日新 楚の国の狂人(狂人のように振る舞う人)と呼ばれている接輿が歌いながら孔子(が乗っている馬車)のそばを過ぎて言うには、鳳凰よ鳳凰よ、なんと徳がおとろえたことよ。過ぎ去っていくことは …