論語、素読会

其の位に在らざれば、其の政を謀らず|「論語」泰伯第八14

【原文】
 子曰、不在其位、不謀其政。

(子曰わく、其の位に在らざれば、其の政を謀らず。)
【読み下し文】
 子(し)曰(のたま)わく、其(そ)の位(くらい)に在(あら)らざれば、其(そ)の政(まつりごと)を謀(はか)らず。


【解釈】

子曰、不在其位、不謀其政。

「位」(くらい)は地位。「謀」(はかる)は質問する。「政」(まつりごと)は集団生活の事務、家政。
孔先生がおっしゃった、その地位に居なければ、その職務に口出しをするべきではない。(その仕事に質問するべきではない。


【解説】

文献によれば、この章句は政治に限ったことではないと、広く意味を捉えるべきだろうといいます。よって「政」(まつりごと)は広く職務のこと、「謀」(はかる)は口出しをすると解釈します。
この孔子の考えは現代の実社会でも充分通用するのではないでしょうか。


「論語」参考文献|論語、素読会
泰伯第八13< | >泰伯第八15


【現代に活かす論語】
その地位に居ないものが、職務に口出しすべきではない。