(孔先生は、祖先の霊を祭る祭祀にたずさわったとき、)その太廟に入って、さまざまなことを尋ねた。|「論語」郷党第十14
【現代に活かす論語】
大切な行事をつつがなく行うためには、その都度質問して確認しながら進めるべきである。
『論語、素読会』YouTube動画
00:00 章句の検討
04:50「郷党第十」前半10 – 18 素読
2022.11.28収録
【解釈】
太廟に入りて、事ごとに問う。|「論語」郷党第十14
入太廟、毎事問。
「太廟」(たいびょう)は帝王の祖先の霊を祭る建物、大廟。「毎事」(ことごと)は物事すべて。
(孔先生は、祖先の霊を祭る祭祀にたずさわったとき、)その太廟に入って、さまざまなことを尋ねた。
【解説】
「子太廟に入りて、事ごとに問う。|「論語」八佾第三15」の一部がこちらに掲載されています。郷党第十の中にこの章句が載っていることの意義ですが、参照の役割なのではないでしょうか。「論語」を利用して孔子の教えを伝えるときの書き留め的に掲載したのではないでしょうか。
「論語」参考文献|論語、素読会
郷党第十13< | >郷党第十15
【原文・白文】
入太廟、毎事問。
(太廟に入りて、事ごとに問う。)
【読み下し文】
太廟(たいびょう)に入り(い)て、事(こと)ごとに問(と)う。
「論語」参考文献|論語、素読会
郷党第十13< | >郷党第十15