論語、素読会

之を好む者は之を楽しむ者に如かず|「論語」雍也第六18

【原文】
 子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。
<子曰、知之者不如好之者。好之者不如樂之者。>

(子曰わく、之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず。)
【読み下し文】
 子(し)曰(のたま)わく、之(これ)を知(し)る者(もの)は之(これ)を好(この)む者(もの)に如(し)かず。之(これ)を好(この)む者(もの)は之(これ)を楽(たの)しむ者(もの)に如(し)かず。


【解釈】

子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。

「不如」(しかず)は及ばない。
孔先生がおっしゃった、知る者は好む者に及ばず、好む者は楽しむものに及ばない。


【解説】

「之」(これ)を何と設定するのかがこの章句の楽しみです。孔子の教えにおいては、「学」まなぶこととしても「道」みちとしても「仁」としてもいいのです。「生」いきるとしても「悩」なやむとしてもいいのかも知れません。
これこそが論語の楽しみ方、親しみ方だと思うのです。


「論語」参考文献|論語、素読会
雍也第六17< | >雍也第六19


【現代に活かす論語】
それを知る者は好きな者には勝てない。そして好きな者でもそれ楽しむ者には及ばない。

知ることだけでは愛好するということには及ばない。愛好するということだけではこれを楽しむことには及ばない。