落語

立川談春 デリ春@シアター1010

雛鍔と紺屋高尾。
前回の品川きゅりあんあたりから、デリ春に来るお客さんへの対し方が定まってきた感じ。今回も気負った感じがなくすっと入りました。お客さんの感じも最初から温かでした。
客によって影響があるのは、演者として誰しも同じ。というか、今回は談春師匠自らが作り出した雰囲気と言えるでしょう。
そうなると今夜の紺屋高尾。今まで聴いた中で一番好みかも。
あまりお涙頂戴でグッと溜めながらやるのではなく、適度なテンポを保ちつつ、くすぐりも入れて。
広い会場を感じさせず、集中できました。

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