論語、素読会

席正しからざれば、坐せず|「論語」郷党第十09

座席のしきものが正しくなければ座らなかった。(君子は、座席のしきものを正してから座った。)|「論語」郷党第十09

【現代に活かす論語】
人の上に立つリーダーは、自分が座る座布団ひとつでも、きちんと正して座る。そのような丁寧な振る舞いが求められます。

【解釈】

席正しからざれば、坐せず。|「論語」郷党第十09
席不正、不坐。

「席」(せき)は、しきもの。アシや竹などで編んだ敷物。

座席のしきものが正しくなければ座らなかった。(君子は、座席のしきものを正してから座った。)

【解説】

座席のしきものひとつでも、きちんとして座るという礼節を重んじることを表しています。敷物が用意されている席というのはそれなりの振る舞いを求められる場面だと想像することができます。そのような場でわずかなことでもないがしろにしないということだと思います。
この章句も孔子に限らず君子とはという一般論と解釈してよいのではないでしょうか。


「論語」参考文献|論語、素読会
郷党第十08< | >郷党第十10


【原文・白文】
 席不正、不坐。

(席正しからざれば、坐せず。)
【読み下し文】
 席(せき)正(ただ)しからざれば、坐(ざ)せず。


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