この度、「論語、素読会」を立ち上げました。
※準備会の映像は、このページの一番最後に掲載されています。
素読とは?
素読とは、大きな声で先生の後について読むことです。古来、日本人はこのような方法で古典を読んできました。特に江戸時代には、各地の藩校や町の寺子屋で盛んに行われていました。読まれていたのは『論語』をはじめとする漢籍だったようです。(引用:「子や孫に読み聞かせたい論語」安岡定子)
当時の寺子屋では全員が教科書を持っている訳でもなく、黒板が発達していたとも考えられません。
つまり、字が読めなくても、大きな声で繰り返し、リズム感があって読み心地がいい、言葉を読むこと。その学習法が「素読」だと、考えています。
なぜ、「論語」なのか?
広く、中国古典を学んでいきたいと思っています。まずは「論語」を中心に学びながら、合間合間に他の中国古典も挟んでいきたいと思います。
素読会の学習方法
以下の例のように、論語(中国古典)と、日本語を組み合わせて行いたいと思います。
[素読会、進行例]
- 論語の章句①
- 日本語の早口言葉
- 論語の章句②
- 日本語の付け足し言葉
- 論語の章句③
利用テキスト
以下の、2つのテキストを中心に素読会を行います。
ご参加の際は、ご購入をおすすめします。
- 心を育てる こども論語塾 (ポプラ社刊 安岡定子・田部井文雄著)
- 声に出して読みたい日本語 (草思社刊 齋藤孝著)
目標
参加者が素読に慣れてきたら、素読講座へみんなで出かけたり、素読を開いていらっしゃる研究家の先生を招きたいと思います。
準備会(プレビュー)映像
2014/6/14に行った素読会の様子です。参考にしてください。
以上です。