落語

「芝浜」の地を訪れる その1

NHKラジオ名人寄席のカセットテープのデータ化も佳境に入り、残り十数本というところ。
七代目橘家円蔵「芝浜」の玉置浩さんの解説を聞いていて、ふと、再来週に浜松町へ行く予定があることを思いだしました。
ついでに芝雑魚場を訪れるのもいいかと思い調べてみると…
参考にしたサイト:「Google Earthで街並散歩(江戸編)」芝雑魚場(芝浜)
西郷隆盛と勝海舟が江戸城無血開城の話し合いを行ったという、田町薩摩邸跡の碑と併せて見に行くといいようですね。
近くの「鹿島神社」(港区芝4-15)境内に寄席文字の橘右近書「芝浜囃子の碑」があるそうです。
写真を撮って、その2としてアップしましょう。
さて、カセットテープを聞いていると、「芝浜」には大きな嘘があるとのこと。
当時、芝浜は夕方から商いをしていたそうで、その日に漁をした新鮮な魚が夕方手に入るということだったらしいです。ただ、増上寺の鐘で一時早いことに気がつくという件や、凍り付くような空気の中を出掛ける場面など、芝の方がしっくりくるような気がします。