孔先生がおっしゃった、善行を重ねていくことは孤独ではない。必ずこれに共感してくれるひとがいる。|「論語」里仁第四25
【現代に活かす論語】
善い行いを続けることは決して孤立しない。必ず誰かがその行いを見て共感して寄り添ってくれる。
『論語、素読会』YouTube動画
00:00 章句の検討
02:35 「徳」について 安岡正篤「人物を創る」
10:45 「里仁第四」01-26 素読
2021.6.17収録
【解釈】
子曰わく、徳は孤ならず、必ず鄰有り。|「論語」里仁第四25
子曰、德不孤、必有鄰。
「徳」はひとが生まれながらに重ねていく善い行い。『徳』とは?|論語、素読会 「孤」(こ)は孤立。「鄰」(となり)は共鳴、共感するひと。
孔先生がおっしゃった、善行を重ねていくことは孤独ではない。必ずこれに共感してくれるひとがいる。
【解説①】
善行は時として孤立するもの。現代でも全く同じことがいえるのではないでしょうか。孔子の時代、2千5百年以上前でも同様なことを感じ、それを弟子たちと共有していたことに驚きます。
【解説②】
書店の「有隣堂」(株式会社 有隣堂)さんの企業理念に、社名の出典が本章句であると明記されています。
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「論語」参考文献|論語、素読会
里仁第四24< | >里仁第四26
【原文・白文】
子曰、徳不孤、必有鄰。
<子曰、德不孤、必有鄰。>
(子曰わく、徳は孤ならず、必ず鄰有り。)
【読み下し文】
子(し)曰(のたま)わく、徳(とく)は孤(こ)ならず、必(かなら)ず鄰(となり)有(あ)り。
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