論語、素読会

子四を以て教う。文行忠信|「論語」述而第七24

孔先生は四つの教えを立てていた。ひとつは学問、そして実行、自分に誠実であり、他人から信頼されることである。|「論語」述而第七24

【現代に活かす論語】
孔子が意識していた4つの教えは、学ぶこと、それを実行すること。自分に誠実で、他人にも誠実であることです。

『論語、素読会』YouTube動画
00:00 章句の検討
05:35 「述而第七」後半24-37 素読
2021.11.29収録

【解釈】

子四を以て教う。文行忠信。|「論語」述而第七24
子以四教。文行忠信。

「文」(ぶん)は学問のこと。「行」(こう)は実行すること。「忠」(ちゅう)は自分に誠実であること。『忠』とは?|論語、素読会 「信」(しん)は信頼されること、他人に誠実であること。『信』とは?|論語、素読会

孔先生は四つの教えを立てていた。ひとつは学問、そして実行、自分に誠実であり、他人から信頼されることである。

【解説】

「文」と「行」は一対です。学んで実行すること。これは孔子の教学の基本といっていいでしょう。孔子は常に学ぶだけではなく実行することを評価しています。
「忠」は自分自身に対して、「信」は他人に対して、誠実であるということです。


「論語」参考文献|論語、素読会
述而第七23< | >述而第七25


【原文・白文】
 子以四教。文行忠信。

(子四を以て教う。文行忠信。)
【読み下し文】
 子(し)四(よつ)を以(もっ)て教(おし)う。文(ぶん)行(こう)忠(ちゅう)信(しん)。


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